2022年08月31日 10:52更新

十日町総合公園ライオンズの森のランニングコースをより走りやすいコースにしようと、地元の高校生やライオンズクラブ、住民団体などがウッドチップを敷いて整備しました。

十日町総合公園にあるライオンズの森のランニングコースは、中高生や市民ランナーなど、多くの市民が利用しています。しかし、コースには雨でぬかるんだり不安定なところがあって、ケガにつながる危険性が指摘されていました。そうした中、十日町市立十日町中学校の駅伝部が十日町ライオンズクラブにウッドチップをコースに敷しいてはどうかと相談したことで、今回の整備につながりました。

28日（日）は十日町中学校駅伝部、十日町高校陸上部、そして十日町ライオンズクラブや南部地区振興会などから80人ほどが参加して、作業に汗を流しました。

ウッドチップは地元のリサイクル業者がトラック4台分を無料で提供しました。チップは幅2メートル、全長1キロメートルにわたって敷かれました。厚さは2.5センチです。

作業は3時間半ほどで終わり、さっそく駅伝部員が走りの感触を確かめていました。

十日町中駅伝部 蕪木健太 主将
「地面のデコボコが無くなりメリットが増えた。ここで走り込むことによって全中が近づいた」

十日町中学校駅伝部顧問 山本仁士さん 
「ふたつ返事で話が進んで驚きありがたかった。故障が減るメリットがあるのでランナーだけでなく、一般市民の人にも活用してほしい」