2022年09月08日 09:29更新

十日町市は屋根の雪下ろし作業中の事故を防ぐため、ハーネスや胴ベルトなど、落下防止器具の購入費、また雪下ろし業者にかかった費用のいずれも半分を補助します。

市によりますと去年の冬、市内で雪下ろし中に転落したのは13人、そのうち1人が亡くなりました。こうした状況を受けて、市はハーネス型や胴ベルト型などの落下防止器具の購入費を補助します。あわせて器具に付属する固定フックやカラビナ、命綱、ヘルメットなどの同時購入費も補助します。

補助率は一般世帯が50％、上限は1人分2万円。要援護世帯は75％で上限は3万円。住宅1棟あたり3人分まで対応します。ただし補助の対象となるのは、屋根に命綱固定アンカーが設置されている住宅、またはこれから設置する住宅の所有者や居住者となります。

また雪下ろし業者にかかった費用も同じ補助率で補助します。上限は1シーズンにつき5万円。要援護世帯では7万5000円となります。申請期間は今月12日から来年２月10日までです。

なお、これとは別に市では、命綱固定アンカーを屋根に取り付ける工事費の半額を補助しています。今年度分の申請期間は、新しい補助制度にあわせて、10月末から11月末まで引き延ばします。詳しくは市建設課克雪利水係（025-761-7412）までお問い合わせください。