2022年09月21日 10:18更新
首都圏の市民ランナーでつくる「リスタートランニングクラブ」が、十日町市で1泊2日の合宿をしました。合宿は、スポーツを通じた地域づくりに取り組む団体の呼びかけに応じたもので、団体では「十日町の風景や食など、まちの魅力を感じてほしい」と話しています。
合宿をしたのは東京都の会社が運営する会員制のランニングクラブ、「リスタートランニングクラブ」です。首都圏の市民ランナー、40代から70代の200人ほどが所属しています。
ヘッドコーチは片岡純子さん、世界選手権に出場した経験があります。クラブは国内の先駆け的存在として知られていて、1泊2日の合宿には約20人が参加しました。
この日は、市内のリゾートホテル「あてま高原リゾート ベルナティオ」にある1周2.5キロのコースを10周しました。
片岡純子さん
「普段は同じところを走っているので、気分転換になる。好きで走ってはいるが苦しいので、変化があったほうがいい」
合宿の誘致は、市内のスポーツ協会や観光、旅館関係者などでつくる「十日町市スポーツコミッション」が2013年から市の受託事業として進めています。コロナ禍で合宿のキャンセルが相次ぐ中、今回は、コミッションの会長、福崎勝幸さんとコーチの片岡さんが同じ東京農業大学出身で、長年の親交があったことから実現しました。
片岡純子さん
「温泉や食べ物も楽しみ。旅感覚で走る。よかったら続けて来たい」
スポーツコミッション 福崎勝幸 会長
「宿泊施設と練習場の往復だけでなく、ロケーションや食を楽しんでもらい、SNSで拡散することを期待したい」
10月は、アウトドアフィットネスの実証実験として、関東方面などから約30人が1泊2日の合宿で市内を訪れることになっています。
Copyright (C) 2024 十日町タウン情報 All rights reserved.