2022年10月28日 10:07更新
除雪オペレーターが重機をあやつる技を競い合う「ニイガタ除雪の達人選手権」が22日、ミオンなかさとで開かれました。
このイベントは除雪オペレーターの担い手確保につなげようと、県などが開いたもので今年で3回目です。選手権には国道や高速道路をはじめ、県道・市町村道で除雪作業にあたるオペレーター15人が参加。5チームに分かれて重機をあやつる技を競いました。競技では、重機でバック走行しながらクランクを曲がったり、障害物に幅寄せするなど、5つの障害をクリアします。ポイントは、速さだけを競うのでなく、安全で確実な操作が問われます。
出場者「バック走行のクランクが一番面倒。今の機械は後ろが見えにくい。どこを見て下がるかは感覚に任せている。今回はいつも通りできた」「機械に乗るのが好きなので楽しい。朝早いなど大変な面もあり、やりがいがある。自分も若い方だが、もっと若い人に入ってきてもらってオペレーターが増えれば」「いま少子化で子どもたちは少ないが、こういう仕事に携わり、雪国を守ってほしい」
見学者「普段は除雪車に近寄れない。関係者が頑張っている姿は良いアピールになる」「自分も元建設業だが、排土板の先端は運転席からは見えない。長年の技術や感覚がものを言うと思った」
大会の結果、チームでは津南町除雪隊。また個人では塩沢工区チーム笛田組の高村孝さんが優勝しました。
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