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目指せ全国駅伝入賞!十日町市立南中陸上部がライオンズの森で練習

2022年12月11日 00:00更新

県中学校駅伝で男女で2連覇した十日町市立南中学校陸上部の駅伝登録メンバーが今月18日に滋賀県で開かれる全国大会に挑みます。大会直前、十日町総合公園ライオンズの森での練習の様子を取材しました。 

十日町市立南中学校の駅伝登録メンバーは男子9人、女子8人です。先月の県大会で女子は5区間12.6キロを48分ジャスト。男子は6区間18.3キロを1時間1分34秒で走り、2年連続で男女で優勝を飾り、全国の切符をつかみました。続く北信越大会でも男子は2位、女子は3位と上位につけ、男女ともに全国大会で入賞を目指しています。

女子主将の春日未鈴さんは「去年の全中駅伝で入賞できず悔しい思いだった。そのとき来年も全中に行って入賞する目標を掲げてこのチームで頑張ってきた。県大会は優勝しないと全中に行けないのでとりあえずほっとした」男子主将の高橋輝さんは「県大会優勝は仲間の力あってこそ。うれしかったが自分のところで差が縮まったので安心した方が大きい。北信越大会も1人ひとり力を合わせて、調子が悪い人のカバーも全員で行えてよかったと思う」と振り返ります。

今年のチーム躍進の原動力となっているのが、週に一度行ってきた「ビルドアップ」と呼ばれる段階的にペースを上げて走る練習です。十日町総合公園ライオンズの森には高低差のある一周1キロのウッドチップコースがあります。このコースで男子は4分45秒、女子は5分のラップタイムからスタートし、1周ごとに15秒ペースを速めながら女子は10周、男子は12周します。終盤苦しくなるところは仲間同士で背中を押しあい、最後まで走り切って走力と結束力を磨いてきました。

チームには去年全国大会を経験した選手が多く残っていることも大きな強みです。瀧澤慶太監督はキーパーソンに男子は宮園京孜さん、女子は春日未鈴さんの3年生をあげ、「全国10番台も狙えるところにいる」と選手の成長を感じています。

宮園さん「後半の粘りや最後まであきらめない力を意識しながら練習を行ってきた。去年はふがいない走りをしてしまい、後ろの方の順位でタスキを渡してしまった。そのあとよくない流れが続いてしまった。ことしは最初から良い流れを作っていきたい」春日さん「3年前の先輩方が8位入賞したので、入賞が目標だが、できたらその7位の順位を。8位以上目指して頑張りたい。県の代表として期待には応えたい。男女で頑張ってくるので応援お願いします」と話しています。

今回の取材直前には新型コロナの流行で合宿開催を見送ったり、チーム全体練習もできない日々が続いた苦労があったということです。チームは14日から会場入りし、現地のトライアルを経て当日のメンバーを決めるということです。全国中学校駅伝大会は今月18日、滋賀県野洲市希望が丘文化公園で開かれます。

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