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無病息災を願って 十日町高校グラウンドで上町地区のさいの神

2023年01月15日 18:09更新

十日町市内の各地で15日、小正月行事「さいの神」が行われ、地域の人たちが一年間の無病息災や五穀豊穣を願いました。

このうち昭和町や七軒町、袋町などの上町地区では正午から県立十日町高校のグラウンドでさいの神が行われました。上町地区のさいの神は毎年必ず15日に行っています。正月のしめ飾りやお供え物を納めた2つの塔を向かって右側を男性、左側を女性に見立て、その間に「おんべ」とよばれるカラフルな紙垂と去年の初午祭で奉納された書を掲げるのが習わしです。

点火の前には諏訪神社の佐伯宮司による神事が執り行われ、地域の住民100人ほどが集まりました。さいの神に炎が上がると集まった人たちがするめを焼いたり、ふるまいの甘酒を飲みながら、ことし一年の無病息災や五穀豊穣を願い、気持ちを新たにしていました。

参加した子ども「楽しかった。ことしは勉強を頑張る」「サッカーをやっているから、サッカーの大会で県優勝したい」

住民「去年はコロナが無ければよかった年だったけどね。ことしは卯年なのでピョンピョンはねていかないと、経済もすべてね」「やはりコロナがしんどい。早く収束してもらってみんなで笑顔ですごせるようになりたい」「83歳になったからもうちょっと令和を楽しみたいので頑張っている。外にあんまり出れないから、編み物とか書き物を頑張りたい」「コロナで規模縮小や感染予防でやってきたけど、うちらの地域は若手が制約ある中で伝統を守って頑張っている。今後もこういう行事を絶やさないでほしい」

上町俄若集の関口多聞親方「雨も降らずに神事も無事終わり、多くの住民が来てくれてうまくいった。コロナも落ち着いて、みんな元気にやっていけるように、にぎやかに。上町地域で頑張ってやっていきたい」


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