2023年01月20日 16:25更新
上越魚沼地域振興快速道路、通称「上沼道」のうち、十日町市内を走る「十日町道路」の具体的なルートや整備後の完成イメージがこのほど十日町市議会に示され現在、住民説明会が行われています。
十日町道路は上越市と南魚沼市を結ぶ総延長60kmの高規格道路「上沼道」のうち、十日町市の北鐙坂から八箇ICまでを結ぶ10.8kmの区間です。
計画では、この区間にトンネルが4本、総延長およそ6.3km。橋梁が8本、総延長およそ1.8kmが 建設される予定です。この区間には既存の主要道路へ接続するポイントが4か所設けられる計画です。
北鐙坂
ひとつは現在の国道253号線とつながる北鐙坂に交差点が設置されます。
そこから信濃川を越えた小黒沢の市道高山水沢線と交わる場所に、上越・南魚沼方面へアクセス可能で上下線ともに出入口を備えたフルICが設置されます。
そこから信濃川を越えた小黒沢の市道高山水沢線と交わる場所に、上越・南魚沼方面へアクセス可能で上下線ともに出入口を備えたフルICが設置されます。
国道117号線
さらに国道117号線と交わる伊達に南魚沼方面にのみアクセスできるハーフICが、そしてすでにある八箇ICです。
また計画では十日町道路と交差する現存の市道や農道などは十日町道路の下を横断させる計画で、寸断される箇所やほ場への出入りができなくなる箇所には側道を設けるとしています。
十日町市内では国土交通省長岡国道事務所による計画の説明会が今月中に沿線の水沢地区で、来月には十日町商工会議所で、3月以降に六箇地区や八箇地区、吉田地区で開かれます。
そこで出た意見をまとめ、住民から理解を得たうえで、来年度から建設予定ルートの幅に杭を打ちこむ作業や用地買収に向けた測量、物件調査が着手される予定です。
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