2023年01月29日 17:19更新
今月24日、十日町市内の菓子店が製造した生菓子を食べた58人が、食中毒でおう吐や下痢などの症状を訴えていることがわかりました。現在、患者の全員が快方に向かっているということです。
県福祉保健部生活衛生課によりますと、原因の生菓子を製造したのは十日町市丑に本社がある「木村屋」の妻有ショッピングセンター店です。
十日町保健所が調査した結果、この店で製造され、今月21日から24日に市内で販売されたシュークリームやロールケーキなどの生菓子、およそ340個を食べた人のうち、調査できた8グループ90人のうち58人が22日午後6時ごろからおう吐、下痢などの症状を訴えていることがわかりました。さらに検査の結果、5グループ8人の患者と従事者2人の便からノロウイルスが検出されました。
十日町保健所は患者が共通して食べた食品が、同施設で製造された生菓子に限られることや、患者などの便からノロウイルスが検出され、医師から食中毒の届け出があったことから生菓子が原因の食中毒と断定しました。
保健所は、この店を1月27日から28日の2日間を営業停止の処分にし、製造施設の清掃や器具の洗浄消毒などを指示したということです。
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