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「妻有ビール」製造量2倍を目指して クラウドファンディング挑戦中!

2023年02月04日 12:00更新

クラフトビールを製造する十日町市太平の「妻有ビール」は、醸造場を拡張するため、その費用を先月中旬からクラウドファンディングで募っています。期限は2月15日(水)までです。

「妻有ビール」は、2018年に醸造を開始した十日町市初のクラフトビールの醸造所です。苦みを抑えホップの香りを感じられるペールエールなど定番の3種類と、季節限定のビール、あわせて年間1万6000リットルほどを製造しています。

ビールを造っているのは、2011年に十日町市に移住した、元地域おこし協力隊の髙木千歩さんです。

髙木さん
「以前、クラフトビールを提供するレストランを経営していた。お客さんから『十日町のビールはないのか』と質問が増えてきて、どうやってつくるのか調べたことがきっかけ」

「妻有ビール」は、クラフトビールに馴染みのない人でも飲みやすいすっきりとした味わいが特徴です。また着物の柄をモチーフにした可愛しいラベルが市内外から評価され、今では欠品になるほど人気があります。

そこで髙木さんは、敷地を拡張して醸造タンクを増やすことを決め、その費用をクラウドファンディングで募っています。工事費の総額は880万円を見込んでいます。

髙木さん
「おかげさまで年々製造量を増やしてきたが、今の施設では限界に。銘柄指定で使ってくれるお客さんが増えたので、欠品を出さずに期待に応えないといけない」

クラウドファンディングをはじめたのは先月中旬からで、目標金額200万円です。その目標は、すぐに地元の団体から100万円の大口支援があったこともありわずか3日で達成しました。現在は追加で150万円上乗せして、合計350万円を目標に支援を呼びかけています。

醸造場ではすでに拡張工事が始まっていて、2月中に完成する予定です。タンクが増えると、これまでの倍の量、およそ3万2000リットルが製造できるようになります。

髙木さんは「地域の人に愛してもらえる企業になりたい。100年続くクラフトビールの蔵になるのが大きな目標」と話し、支援を呼びかけています。

支援は一口5000円からで、クラウドファンディングの専用サイト「CAMPFIRE」で受け付けています。支援者にはビールの詰め合わせやオリジナルグッズなどが贈られるということです。 申込の期限は2月15日(水)までです。

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