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千手小学校4年生 手作りの味噌づくりを体験

2023年02月22日 21:18更新

雪国の伝統的な食文化を学ぼうと、昔ながらの味噌の仕込みを十日町市立千手小学校の4年生が22日に体験しました。

千手小学校の味噌づくり体験は、地元に伝わる伝統文化を若い世代に伝えている市民団体いきいき会が毎年行っています。参加したのは4年生29人で、はじめにいきいき会が事前に用意した味噌にする前の茹でたての大豆の味を確かめました。

児童
「おいしい、甘い」「良い香りで豆の味がする」「形や手触りも違って、ほかの大豆食品と比べて、今まで食べたことない味でびっくりした。なにも入っていないのが信じられないくらい味が付いていた。」

続いて児童は大豆をすりつぶし、塩と麹を入れて混ぜる工程を見学したあと、実際に味噌樽の中に仕込む作業を体験しました。

この作業は混ぜ合わせた材料に残る空気を抜くことが重要で児童はこぶし大の味噌玉を作り、樽に向かって勢いよく投げていました。

いきいき会 野上正一 会長
「日本の古来からの伝統文化、米麹菌を使った味噌造り、実際に味噌玉つくって見てもらって感じてもらいたい。子どもたちが楽しそうにやっていて、我々も元気をもらっている」

仕込んだ味噌は半年から1年かけて発酵・熟成します。4年生は来年度取り組むコメ作りの収穫とあわせて完成した味噌を味わう予定です。

このあと児童はいきいき会のメンバーと一緒に、自分たちが育てたサツマイモを焼き芋にして食べたり、杵と臼を使ったもちつきを行って、昔ながらの手作りの工程を楽しんでいました。 

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