2023年03月06日 17:35更新
ごはんやお酒など、十日町市周辺の食文化を楽しむイベント「里山スノウリッチ*マーケット」が4日(土)、越後妻有交流館キナーレで初めて開かれ、市内外から訪れた多くの人で賑わいました。
このイベントは文化庁の支援を受けて、無印良品を展開する良品計画と十日町市文化観光課の共催で開かれました。
無印良品直江津 美濃口公尋さん
「十日町の中で冬のイベントが多いが、春を迎えるイベントの仕掛けにしたいと企画した。十日町に根付く食文化、棚田・お米 良い文化がたくさんある中で今回は『食』にテーマを置いた」
会場では十日町市内と近隣地域から集まったグルメや雑貨のマルシェのほか、200円でおちょこ3杯分の地酒を楽しむ「とおかまち酒まつり」をはじめ、はたらく車の展示や謎解きイベントなどが行われ、多くの人で賑わいました。
イベントのメインイベントは、最もごはんが進む「ごはんのおとも」NO.1を決める「とおかまちオンザライス選手権」です。参加者は200円でごはん1杯分を購入し、地域から集まった47種類のごはんのおともの味比べを楽しみました。
参加者
「ごはんに乗っけるの全部いただいて、どれもおいしい。糸うりの奈良漬けっぽいのがおいしかった」
「市のチラシで見て面白そうだと思ってきた。20種類くらい乗せて食べた。惣菜屋ももたろうの手づくり焼き豚がおいしかった」
「食べたことないやつだけチョイスして食べたけど20種類くらい。そうざい屋香取のカトジ―の柚子辛味噌がうまい。焼きおにぎりにしたら最高だろうね。魚沼圏内のお米はおいしい。都会では高いと思うけど、こういうイベントはどんどんやった方が良い」
「東京から友達に誘われてきました。井上商店の川西しぐれが今のところの一番。おいしい油で柚子の味がしておいしかった」
無印良品直江津 美濃口さんは
「まちにおいしいものがあふれていること。自分たちの住んでいるごはんにこれだけの価値があると認識してもらえれば。今回出品してくれた事業者が横に繋がって、これから何かできればいいなと思う」
またイベントフィナーレでは、無病息災や五穀豊穣を願ってロウソクの灯が会場のキナーレを囲んだほか、屋上からは花火も打ちあがり、幻想的なひとときを演出していました。
Copyright (C) 2024 十日町タウン情報 All rights reserved.