2023年03月24日 14:27更新

神奈川県川崎市で開かれたボッチャの全国大会に出場した市民サークル「十日町アクティブスポーツ」の中学生チーム「ゆでたまご」が初出場で３位に輝きました。

日本ユニバーサルボッチャ選手権大会に出場したのは市民サークル「十日町アクティブスポーツ」で活動する中学1年生の春日桜佳さんと小島咲音さん、中学2年生の小島惺那さん姉妹の3人チーム「ゆでたまご」です。大会は3月19日（日）に神奈川県川崎市で開かれ、一般の部には全国から48チームが出場しました。

ボッチャはジャックボールと呼ばれる目標の白い球に向かって手玉を投げあい、いかに近づけられるかを競う競技です。ゆでたまごは初戦で「ライジング」と呼ばれる、手玉をジャックボールの真上に乗せる絶妙なショットを見せるなど、中学生ながらも高い技術を披露し、会場を大いに沸かせました。大会関係者によりますと、ライジングはパラリンピックでもなかなか見れないショットということです。

ゆでたまごは予選リーグを３戦全勝で勝ち抜き、決勝トーナメントでは準決勝まで進みましたが、ポイント5対1で敗退。3位決定戦にまわったチームは、前半2ポイント先取されますが、後半に入ると精度の高いショットを次々に決め、6対2と逆転勝利。初出場で全国3位に輝きました。予選の途中、ゆでたまごは対戦相手から技術の高さを見込まれ、十日町市での合同合宿を打診される場面もあるなど、まちの知名度向上にも一役買っていました。

春日桜佳さん
「悔しい部分もあったが、楽しかった」

小島咲音さん
「練習と試合では緊張感が全然違った。沢山の人が十日町の名前を知ることに役に立ててよかった」

小島惺那さん
「優勝できず悔しいが、またここに来てリベンジしたい」

十日町アクティブスポーツ副代表でゆでたまごを指導する福原芳昭さんは「見事。ここまでやってくれて良かった。会場の出場者みんなが可愛がってくれて、これも成果だし、全国大会に来た甲斐があった。まだこれから2位、1位が残っている。次回は1位を目指して練習して頑張ってほしい」と話していました。

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