2023年06月13日 18:04更新
十日町市立中条小学校の創立150周年を記念して全校児童と保護者、地域の人が未来の自分や地域に向けた手紙などを収めたタイムカプセルを13日(火)に設置しました。
中条小学校は今年、創立150周年を迎えました。これを記念して学校の後援会やPTA会員などでつくる実行委員会が、子どもたちの記念になるようにとタイムカプセルを企画しました。
13日は全校児童187人と保護者や地域の人が参加し、将来の自分への手紙や、保護者から未来の子どもたちへのメッセージなど、地元の建具店が制作した木製の箱に収めました。
児童
「(未来の自分に)人にやさしくしたり、親切にした方がいいよ!と書いた。まだ分からないが優しい大人になっていたい」
「将来どんな仕事している?と書いた。今、将来の夢はないが、プロサッカー選手になれていたらいい。今の友だちと開けて楽しみたい」
「お金持ちになっているか聞きたい。ひとつのことだけではなく、色々なことができるように頑張りたい。同級生みんなで懐かしみながら開けたい」
岩田雅己 委員長
「自分が書いたことを思い出しながら今の自分に夢をはせて、懐かしく、うれしい気持ちになってくれるといい。みんなが元気であってほしいのは当たり前、学校や地域を中心に活力のある地域になっていてくれたらうれしい。そのために、子どもが少なくなっても、元気のいい子どもたちの声が聞けたらいい」
タイムカプセルは学校の教務室前の棚に保管され、10年後に開封されることになっています。このあと学校では記念事業ひとつとして植樹が行われ、グラウンドの脇にソメイヨシノが植えられました。中条小学校の創立150周年を記念した式典は10月21日(土)に開かれます。
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