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水沢中全校生徒 が「十日町道路」の構想を学ぶ

2023年07月20日 17:23更新

将来のまちづくりについて考えようと、十日町市立水沢中学校の全校生徒が地元で建設が予定される「十日町道路」のインターチェンジや道の駅について学習しました。

この授業は、中学生にふるさとへの誇りを持ってもらおうと開かれたもので、水沢中学校全校生徒86人が参加しました。講師は水沢地区振興会の川田一幸 会長のほか、長岡国道事務所と十日町市建設課の職員です。

十日町道路は上越市と南魚沼市を結ぶ「上沼道」のうち、十日町市の北鐙坂から八箇ICまでを結ぶ10.8kmの区間が建設される予定です。学校の校区内には、十日町インターチェンジや道の駅を作る構想が公表されています。

生徒たちは、行政職員から現在の国道253号線は急カーブや急勾配が続き、雪道の災害が多いため、新しい道の建設で交通障害のリスクが回避できると説明を受けました。

また、関越道から観光に訪れる人へのアクセス向上につながるなど、高規格道路のメリットを学びました。一方、道の駅には大型バスが駐車可能な休憩機能や、大地の芸術祭の情報発信ができる観光振興機能が役割として求められ、建設に向けては土地の確保や、ほ場整備が必要だと説明を受けました。

最後に水沢地区振興会の川田一幸会長が「地域の大人では一般的な案しか思いつかないので、中学生の発想で今後利用できることを考えてほしい」と生徒に呼びかけました。

生徒
「十日町の良いことろを他の県の人に言えたら良い。まだ見つからない」
「知らなかった。楽しそうな感じがする道の駅ができたらいい。ちょっとだけ大地の芸術祭の作品を置いたら楽しくなると思う。ほかにもどんなものがあるのか、回ってくれたらいい。道の駅があるおかげで水沢が有名になってほしい」

上重哲史 校長
「子どもたちが活躍できるような場面とか、子どもたちの意見を聞いたり、地域とつながていけるようなところができればいい」

生徒は夏休みにインターチェンジや道の駅の利用促進につながる地域の魅力や資源を見つける学習を進め、9月に地域の人を招いた意見交換会で発表する予定です。

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