2023年08月23日 16:30更新
子どもたちに世界について考えたり、英語に触れてもらおうという教室が22日(火)十日町市中条公民館で開かれました。
この催しは「夏休みこどもサロン」と題して、小中学生に国際理解について考えてもらおうと、中条や飛渡公民館で初めて開かれました。企画したのはカナダのカルガリーに在住経験のある中条地区地域支援員の池田智美さんです。
松井ブライアンさん 池田智美さん
講師は今年4月に飛渡地区の地域おこし協力隊に着任したアメリカ出身の松井ブライアンさんが務めました。この日のサロンには市内の小学生10人が参加しました。
ブライアンさんは、ふるさとアラスカの自然や動物、マイナス35度にもなる雪原で行ったキャンプについて、スクリーンに写真を映して紹介しました。また子どもたちは、世界の国々にまつわるクイズを通じて、世界地図で場所を確かめながら新しい知識に触れていました。
参加者
「ブライアンと話せて楽しかった」
「色んな国のことや、インドがバナナの生産量が一番多いことを知れた」
「クイズで色んな国のことが知れてよかったし、楽しかった。シンガポールでチューインガムを食べていけないことにはびっくりした」
この日の午後に行われた中学生向けのサロンでは、地域に訪れる外国人観光客を案内するための英語のフレーズなどを学んだということです。松井ブライアンさん
「子どもたちに、世界のことを知らせて考え方を広げられたかな。ほかの国の人と会ったら国としてみるのではなく、同じ人間として見てほしい。今の時代だから、どこから人が来ても心でジャッジしてほしい」
池田智美さん
「自分の強みの英語を地域還元しようと思った。世界はおもしろい、楽しいと思える、学校ではできないような内容をこういうところでできればと企画した。ブライアンさんのような英語ができる人とつながって、英語は楽しいと思ってもらえたら」
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