2023年10月13日 15:12更新

中越地区中学校駅伝競走大会が12日（木）に小千谷市の白山運動公園で行われ、十日町市立南中学校が男女ともに3連覇を達成しました。

大会には中越地区から51校、男子と女子を合わせて88チーム682人が出場しました。女子は５区間12.6キロのコースで、44チームがタスキをつなぎました。

レースを引っ張ったのは去年、全国大会に出場した南中学校でした。1区の蔵品和花（1年）は区間1位と好スタートを切り、２区のキャプテン村山葵音（3年）にタスキをつなぎます。

村山は1つ順位を下げたものの、3区では阿部杏菜（2年）が力走し再び1位に。続く4区の田村爽（1年）も区間1位の走りで2位以下を突き放します。

最後は５区のアンカーの小林由奈（2年）が強い走りでゴールを切りました。チームは49分20秒で2位に2分10秒の差をつけ、大会3連覇を達成しました。

1区 蔵品 和花さん（1年）「自信をもって走ったら区間賞が取れてうれしかった。あとに走る人が楽に行けるように頑張った。県大会はライバル校のエースも1区で来ると予想しているので勝てるように頑張る」

2区キャプテン 村山 葵音さん（3年）「自分が1位と差をつけてしまったが3区の阿部さんが逆転してくれて、2位と1分くらい差をつけてもらい助かった。県大会では1位になって全国大会へ行きたい」

続いて行われた男子は、6区間18.3キロのコースで44チームがタスキをつなぎました。南中学校は1区の富井陸（3年）が4位スタート。

2区の庭野航大（3年）は調子が振るわず10位に順位を下げます。続く3区の大久保志哉（2年）は、途中転倒するも順位をひとつ上げ9位で4区の宮川蓮（3年）へ。宮川は一気に5人を抜いて区間１位のタイムで４位に順位を上げると、5区の德永惟吹（3年）が3人抜きで再び1位に返り咲きます。

6区アンカーの板橋岳隆（3年）も区間1位の盤石の走りを見せ、チームは1時間2分21秒で2位に1分14秒差をつけ、男女ともに3連覇を達成しました。

6区キャプテン 板橋 岳隆さん（3年）「2分くらい前半区間では先頭と離れていたが4・5区の選手が1位で自分につないでくれて良かった。メンバー以外も全員がチーム力を高めて県大会に挑む」

中越地区からは男子上位20チーム、女子上位18チームが、11月2日（木）に同じ小千谷市白山運動公園で行われる県大会に出場します。

〇十日町勢の上位順位
■女子
1位 十日町・南中　
2位 十日町・下条中　
3位 十日町・十日町中　
8位 十日町・水沢中　
10位 十日町・川西中　
13位 十日町・吉田中

■男子
1位 十日町・南中　
3位 十日町・吉田中　
4位 十日町・中条中　
5位 十日町・川西中　
6位 十日町・十日町中　
8位 十日町・まつのやま学園