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十日町特産の「やわ肌ねぎ」収穫最盛期!

2023年10月19日 17:52更新

十日町市で生産拡大が進むやわ肌ねぎの収穫が最盛期を迎えています。

十日町市上野で去年からやわ肌ねぎの生産を始めた押木一也さんのほ場です。1.5アールほどの面積で約2万5000本のネギを育てています。5月上旬に苗を植え、収穫は9月中旬から始まり、いまピークを迎えています。

ネギは白い部分の長さと太さで等級が変わります。白い部分が長いほど良いネギとされます。 このため、白い部分が土の中に埋まった状態になるよう畝の高さを上げる「土揚げ」の作業が重要となります。

今年は夏の高温と少雨の影響で、土揚げがなかなかできず、生育が遅れ、収穫は例年より2週間ほど遅くなったということです。

押木一也さん
「8月の猛暑で成長が遅いと思ったが、最近の雨で結構持ち直してくれた。現在がちょうど良い太さ、Lサイズの太さが揃ってきた。出来は良い。香りが良いし、消費者の話では、トロっとしておいしい、柔らかいと評判がいい。ネギみそや、太いのは鍋に入れてもいいし、細いのは薬味でも重宝する。あとは、好きなように食べてもらえれば、損はしないと思う」

JA十日町では管内のネギの生産で売上一億円を目指しています。昨年度の作付面積は8.2ヘクタール、売上は5875万円と年々その規模を大きくしています。

またベテラン農家によるネギ塾の開催によって新規生産者も増え、現在は全体で38人が生産に取り組んでいます。押木さんもネギづくりは2年目ですがネギ塾でノウハウを身に着けました。

押木一也さん
「ネギ塾を開いてくれて、アドバイスや他の生産者がやり方を教えてくれるのでやりやすい。土揚げは、昼間は暑くてできないので、早朝や夕方に作業するようにしていた。水やりも昼間はできないので、朝早くにしていた。生産が波に乗ってくれば、規模をもう少し増やしてもいいのかな」

押木さんのネギはJAに出荷されるほか、四季彩館ベジぱーくや道の駅瀬替えの郷せんだなどに並びます。

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