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妻有地域の伝説「妻有宝話」を「かわにし夢きゃらばん」が熱演!

2023年11月14日 14:28更新

川西地区を拠点に活動する市民劇団、かわにし夢きゃらばんの4年ぶりの自主公演「妻有宝話(ツマリアンストーリー)」が11日(土)、千年の森ホールで上演され、約200人の観客が地域にちなんだ演劇を楽しみました。

かわにし夢きゃらばんは、川西地区を拠点に活動する市民劇団で、20代から80代まで約20人が所属しています。コロナ禍を経て4年ぶりとなる自主公演の演目は、地域をつなぐ不思議な物語「妻有宝話」です。

妻有地域の伝説や昔話をまとめた図書「越後妻有おーい!昔」の中から、「天狗たらかし」、「おきよ兼松心中の岩」、「炭焼き長者」の3つの話が基になっています。

このうち「炭焼き長者」を基にした話は、大阪の豪商、鴻池家の娘で器量が悪く、嫁のもらい手がいない「お角」が占いのお告げを聞き、越後妻有の仙田の山にいる炭焼きの若者「倉白郎」と結婚して子宝に恵まれるというストーリーです。

この話のラストでは3つの物語がすべて一つの時間軸でつながっていたことが明かされ、ほかの2つの物語の登場人物も舞台に集まり、大団円を迎えました。

観客
「すごい楽しかったし、とても感動した。今回、団体名を初めて知って、来てよかった。劇中のおばあちゃんも凄かった。若くて、いきいきしていて力強さを感じた。来年も見に来たい」
「キラキラしていた。出演している知人のいつもと違った面が見られてよかった。これからも続けてもらいたいし、もっとおもしろい話も見てみたい。十日町の良さ、川西の良さを劇団で広めてもらいたい」

出演者 高橋智恵子さん
「精いっぱいみんなで協力してやりきることができた。今回は3つの物語をやることで、話の展開が早いので、お客さんも楽しめたのではないかと思う。私も演じながら楽しかった」

かわにし夢きゃらばん 澤口幹夫 代表
「まずはホッとした。4年ぶりの開催で出演者も気合いの入れ方が違っていた気がする。代表になって初めての公演だったが、みんながちゃんとついてきてくれて本当にありがたい。すばらしい劇団があるということを皆さんに知ってもらいたいし、周りの人たちにも広めてもらいたいと思っている。4年間本当に待っていてくれていた、観客の皆さんには感謝しかない」

この日、上演された「妻有宝話」全編はJCVスペシャルとして来年1月に放送予定です。

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