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休館していた「明石の湯」12月2日にリニューアルオープン!

2023年11月30日 15:13更新

広~いエントランスでお出迎え!

リニューアルのため8月から休館していた越後妻有交流館「明石の湯」が、12月2日(土)から営業を再開します。それを前に29日(水)にメディアに内部が公開されました。

明石の湯の改修工事は今年8月から始まり、資材の納品の遅れなどがあり、当初予定していた11月上旬から約1か月遅れて12月2日(土)から営業を再開します。

大きく変わったのはエントランスです。これまで売店のほか、体操教室や団体利用の個室として使われてきたラウンジの床、106平方メートルを石張りに替え、仕切り壁を取り払ってキナーレの回廊棟から内部が見える空間に変わりました。

そして、これまで和室と厨房のあった場所が改修され、新たに97平方メートルの多目的室になりました。この多目的室からはデッキが敷かれた、中庭に出られるようになりました。デッキの広さは53平方メートルで、木製から雪や雨で腐食しにくい耐久性のある樹脂製に変わりました。エントランスから多目的室、中庭までは入館料金がかからず、土足でまわることができます。

十日町市文化観光課 齋喜直 課長
「美術館と温浴棟がそれぞれ行き来ができる。相乗効果が出るような空間の使い方を考えている。美術館の特徴を生かした企画だったり、今までの美術館のお客さんにも利用してもらえる。また温浴棟利用のお客さんにも美術館を見て足を運んでもらえる。相乗効果が生まれることを期待している」

温泉棟では老朽化していた、くみ上げた温泉を温めるボイラーと昇温ポンプが新しくなりました。

そして、これまで仮眠室だった場所は、今後も継続されますが、事前予約があった場合は部屋を2つに仕切って、宴会など団体利用の個室としても使用できるようになりました。

また明石の湯では、これまで食事処で料理を提供していましたが、改修により厨房がなくなったため、今後はキナーレとなりのクロステンにある「つまり食堂」から料理を届けるケータリング形式で飲食が楽しめます。

十日町市文化観光課 齋喜直 課長
「隣にあるつまり食堂さんと提携させてもらってケータリングとなる。今後それだけでなく複数の事業者が入ってもらえれば、色々なメニューを楽しんでもらえる。ここでくつろいでもらって温泉と食を楽しんでもらえれば」

改修には、過疎対策事業債を使い、事業費は約6000万円となっています。明石の湯の再開は12月2日(土)からで、市の直営としておよそ10人のスタッフで営業します。市では現在、施設の指定管理者を公募していて、来年3月の市議会に提案し、4月から管理運営を任せる考えです。

十日町市文化観光課 齋喜直 課長
「ようやくこういった形で再開できたので、これからも明石の湯をご利用いだたきたい。いまは直営なので、やれることは限られているが、指定管理者が決まった段階で色んな知恵もあると思う。そういったところを生かして利用者が増えていけるように我々も頑張っていきたい」

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