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特産のハスの蓮台をアクセントに! 六箇地区で正月飾り作り

2023年12月07日 12:15更新

正月飾りは地元の特産物で!

地域おこしとしてハスの花の栽培と販売を行っている十日町市六箇地区で、乾燥させたハスの実を使った正月飾りを作る教室が5日(火)に開かれました。

これは蓮台と呼ばれるハスの実をドライフラワーにしたものです。蓮台は見た目が、縁起物であるレンコンに似ていることから、「将来の見通しが良くなるように」や「子孫繁栄」の意味が込められています。

この正月飾り教室は、通常は捨ててしまう蓮台をリースの飾りとして活用しようと、六箇地区振興会が去年から地元住民を対象に開いています。

今回は20人が参加し、金色に装飾した蓮台のドライフラワーや、松、ナンテン、ウバユリなど縁起物を、しめ縄のリースに針金などで取り付け、思いおもいの作品に仕上げていました。

参加者
「けっこう満足している。ポイントはやはりハス。お正月らしくキラキラしていて華やかさがあっていい」
「ハスが映えるように飾ってみた。地元の人で集まって、ワイワイ言いながらハスの実を使っていて、すごくすてきな会だと思う。こんな会があればまた出たいし、楽しかった」
「華やかにバランスを取ってみた。また今年も飾れてうれしい。地元が好きなので、地元で採れる物を使って、何か作品を作れるのはありがたい」

人口減少が続いている六箇地区では、3年前から県の「地域づくりサポート事業」を利用しながら、ハスの花の栽培や販売に取り組むなど地域おこしに力を入れています。六箇地区振興会長の福崎一久さんは「男性中心の振興会だったが、こういった教室を通して女性にも地域事業に参加してもらえるようになり、うれしい」と話しています。

福崎一久 会長
「去年はこの教室が非常に好評だった。すごく出来栄えがよくて、あちこちに飾った。まず何をするにも楽しくなければだめ。これが無理やり『なんでこんなことしなきゃいけないんだ』というやり方だと長続きしない。『まだこんなやり方がある、やらなきゃいけない』と、この地域の人がそういう風になれば、いちばん幸せだと思う。年なんか取っちゃいられない」

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