2023年12月15日 14:16更新

十日町市内にある松代ファミリースキー場と松之山温泉スキー場で13日（水）、オープンを前に安全祈願祭が行われ、スキー場の関係者がシーズン中の無事故を祈りました。

松代ファミリースキー場

松代ファミリースキー場の安全祈願祭には十日町市やスキー場関係者などおよそ20人が集まり、シーズン中の賑わいや利用者の無事故を祈りました。

松代ファミリースキー場は今シーズンで33年目を迎えます。ゲレンデの半分がなだらかな初級者向けのコースのため家族連れが多く、市内の小中学校のスキー教室の会場としても利用されています。市によりますと、コロナ禍の間の令和2年から去年までシーズンの入込は毎年8000人台をキープしていて、売上も増加しています。

また市内唯一のナイターコースがあり、地形を利用したバンクコースやジャンプ台もあり、スノーボーダーからも人気を集めています。

松代ファミリースキー場 宮澤秀志さん
「市内はもちろん、ナイターには上越市や柏崎市から多くの人が利用されている。初心者でも周りを見渡せるので安全に楽しめる。スノーパークではジャンプ台や地形を生かした構築物があるのでスキー・スノーボードの上級者に人気がある」

松代ファミリースキー場のゲレンデには15日現在積雪はありませんが、オープンは今月23日（土）を予定しています。またナイターは来年3月23日まで毎日営業する予定です。

松之山温泉スキー場

松之山温泉スキー場でも利用者の無事故を祈る安全祈願祭が行われました。ここではスキーやスノーボードのほか長靴でも遊べるスキー場をコンセプトに３年前から雪上スノーキャンプの運営にも力を入れています。

写真提供：松之山温泉スキー場

専門誌などで特集された影響で、昨シーズンの利用者は前のシーズンの130％、1124人が訪れ、年々利用者が増えています。今年の受け入れは先月18日からすでに始まっていて、今月13日時点で270人の予約があるということです。

松之山温泉スキー場　村山英明 支配人
「スノーアクティビティー、雪上キャンプ、冬のスノーアウトドアフィールドとして雪遊びを楽しんでもらうスキー場。冬の星空、静まり返った中での焚火が楽しめる。冬山の雪遊びを松之山温泉スキー場へ楽しみに来てください」

松之山温泉スキー場も今月15日（金）時点で積雪はなく、予定していた16日(土)のオープンを延期しました。圧雪で30cm以上が確認でき次第、オープンするということです。