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冬キャンプの新拠点「雪原学舎」完成! 1/9オープン

2023年12月28日 12:33更新

廃校になった旧貝野小学校が冬にキャンプやグランピングが楽しめる施設「雪原学舎」に生まれ変わりました。オープンは来年1月9日(火)です。一足早く施設の内部をご紹介します。

雪原学舎は2年前に廃校になった旧貝野小学校の校舎を、冬の間、キャンプやグランピングが楽しめるよう再生した施設です。施設は体育館を除いてほとんどの部屋が改修され、その面積は約1400平方メートルです。

こちらは生徒玄関を抜けて、1階の教務室と校長室があった場所にできたフロントです。ここにはカフェも併設され、施設の利用者だけでなく一般の人も訪れることができます。ストーブや暖炉の火を囲みながら、コーヒーや軽食が楽しめるほか、学校の図書室に残っていた本が置かれていて、自由に読むこともできます。

2階の5つの教室は「室内キャンプ」がコンセプトです。室内に大型テントが張られ、グランピングが楽しめます。テントの中にはベッドも設けられ、最大6人まで泊まれます。暖房も完備されていて、初心者でも真冬のキャンプの雰囲気を味わうことができます。

希望すれば、それぞれの室内で簡単に調理できるブイヤベースやポトフなど、鍋のセットも提供されます。

3階の5つの教室は「教室に泊まる」がコンセプトで、黒板などが当時のまま残された部屋になっています。大きな特徴は教室に横一列に並んだベッドです。こちらは元々音楽室でしたが、6つのベッドが並び、左右の窓から雪景色が楽しめます。

家庭科室だった場所は男女別のシャワールームになりました。このほか、屋外のグラウンドは雪中キャンプ専用のフリーサイトになっています。

廃校舎を再生するプロジェクトは、十日町市が開いた「雪国居住空間コンテスト」の暮らし体験施設部門で最優秀賞を受賞した地元の総合建設会社、丸山工務所のアイデアをもとに進められました。

工事は去年9月から始まり、総事業費はおよそ9000万円です。このうち3500万円には、十日町市や観光庁の補助金、クラウドファンディングで集めた資金が充てられています。校舎は市の建物ですが、施設の管理運営は今後、丸山工務所が100%出資する子会社の(株)雪原学舎が行います。

(株)雪原学舎 上村仁 取締役
「この校舎は2階からグラウンドに出れることが特徴。雪原でも遊んでもらいたいので、そこに動線をとった。冬をポジティブに楽しく過ごせるような提案をすることによって、若者が戻ってくるような十日町を作る思いがある。都会の人が来て楽しむテーマパークではなく、雪を知っている地元の人にも来てもらいたいことを提案したい。地元の人も気軽に立ち寄れる施設になっているので、この冬は新たな楽しみとして雪中キャンプにチャレンジしてもらいたい」

雪原学舎は来年1月9日(火)にオープンします。校舎内でのグランピングの宿泊料金は、平日一室4人で3万8000円(税込)からとなっています。雪中キャンプの利用も含めて、宿泊予約や詳しい料金については専用のホームページをご覧ください。

雪原学舎ホームページ:https://setsugen-gakusha.jp/

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