2024年01月02日 17:40更新
1日(月)に石川県能登地方を震源として最大震度7、十日町市でも震度5弱が観測された地震で、一夜明けた2日(火)に寄せられた被害の状況をお伝えします。地震直後、建物内の物が落ちて床に散乱する被害が市街地でも見られました。
十日町市昭和町4 飲食店でグラスなどの食器が割れる
十日町市寿町 着物関係施設で茶器などが落ちて割れる
十日町市松之山下鰕池 農業用倉庫の土壁の一部が崩落
一夜明けた市街地で地震発生時の様子を聞きました。
市民 女性「中越地震を思い出した。外へ出たが近所の人で外に出た人は居なかった。2階に家族が3人居て下りてこなかったので、あとで聞いたら、『とても下りてこられなかった』と言っていた」
市民 男性「かなり揺れて、最初の発表が震度6弱で大変かなと思っていたが、被害はそこまでではなかった。多少物が落ちたりはしたが、大きな被害ではないと思っている。物を高い所から下ろしたりだとか、食器棚の扉にガムテープを貼ったりとか、地震に備える事はしている」
市民 男性「やっぱり、中越地震などに比べると被害が少ない。家具もあまり落ちないし。高いところほど揺れるので、3階の高いところの物は落ちた。屋上のソーラーパネルの機材が落ちたり、多少は物が落ちた。被害が少なくて不幸中の幸い」
市民 女性「自分じゃ立てなかった。目が回るようだった。横揺れだなと思った。冬はなかなか外に出られないから、近所と大丈夫か声かけ合う感じで過ごしていくしかない」
また運休していたJR飯山線 十日町駅-越後川口駅間は12時33分に解除されました。北越急行ほくほく線は2日、直江津駅-くびき駅間が終日運休に。また運転を見合わせていた六日町駅-越後湯沢駅間は15時10分発から再開しました。明日以降の全線運行再開に向けては、線路点検などの進捗状況次第ということです。
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