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ニューイヤー駅伝区間2位 服部弾馬選手「みんなに勇気を」

2024年01月10日 18:10更新

走る姿でふるさとを元気に!

元日に群馬県で行われた全日本実業団対抗「ニューイヤー駅伝」で十日町市出身の兄弟、服部勇馬選手と弾馬選手の2人が力強い走りを見せました。このうち、NTT西日本所属で弟の服部弾馬選手が大会後の帰省中に取材に応じ、競技や地元への思いを語ってくれました。

服部弾馬さんは中里地区出身の28歳です。愛知県の豊川高校時代に全国高校駅伝で優勝。東洋大学在学時は箱根駅伝に4年連続で出場し、2度の区間賞を受賞しました。2018年には、日本選手権の5000mで優勝するなど駅伝やトラック種目で実績を残し、現在はNTT西日本に所属しています。

去年の2月には野原や丘陵地などを走るクロスカントリー10kmの世界選手権にも出場し、活躍の場を広げています。弾馬さんは実業団加入後、ニューイヤー駅伝に6回出場しています。今年の大会では、トヨタ自動車に所属する兄の勇馬選手が7区アンカーとして優勝のゴールテープを切る大活躍を見せました。一方で弾馬さんは1区12.3kmを34分44秒でたすきを渡し、自身2度目の区間2位の快走を見せました。

服部弾馬選手
「区間賞を狙っていた。トヨタ自動車の選手がベテランで力のある選手だったので、後ろからしっかりその選手を追って、徐々に順位を上げていこうと考えていた。あと50m遅くスパートをかけていれば、区間賞を本当に取れていたのかなと思っていて、そこは悔しい部分だった。2位で悔しいところもあるが、久々に自分のいい走りが皆さんに見せられたと思う。来年も、もう一度1区を走り、区間賞を取れるように頑張りたい。今回NTT西日本も最高順位の7位だったので、それ以上の記録を打ち出せるようにチーム一丸で頑張りたい」

弾馬さんは大会直後、正月の休養期間として6日間ほど十日町市に帰省しました。その間もトレーニングは欠かさず、雨の日でも毎日20km以上走り込んでいました。また弾馬さんは、今年の箱根駅伝往路5区で区間賞と大会MVPに輝いた山本唯翔選手について「同じ十日町出身で活躍する陸上選手がいて、気が引き締まる」と刺激を受けていました。

服部弾馬選手
「山本唯翔選手も今年も大活躍だった。今、自分たちが勇気をもらっているので、陸上を通じて皆さんに勇気を与えられる選手になっていきたいし、そういう思いをつなげていきたい。地元の方に応援してもらえるのはまたひと味違う。『この前頑張ってたね!』と言われると、見ててくれるんだと心が温かくなる。もっと頑張らないと思えるのですごくありがたい。去年は、世界クロカンの芝を10km走る競技から始まり、世界との差をすごく感じた1年だった。オリンピックに出たいという気持ちはしっかり持っているが、これからしっかり鍛錬して、兄に追いつけるように頑張りたいと思う」

服部弾馬さんは、2月に日本陸上競技選手権大会のクロスカントリー10kmに。4月に金栗記念選抜陸上中長距離熊本大会の1万メートルに出場予定です。

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