2024年01月12日 09:51更新

クロスカントリースキーの中学生と高校生の県大会が11日（木）に吉田クロスカントリー競技場で行われました。地元勢では十日町高校3年の春日喜行 選手が去年に続いて男子フリー10kmで優勝し、2連覇を達成しました。

県大会の初日は男女のフリー走法が行われました。高校男子は10km、高校女子と中学男子が5km、中学女子が3kmを滑り、タイムを競いました。

競技の結果、十日町勢では、男子の部で去年全国インターハイの男子フリーで2位の実績を持つ、十日町高校3年の春日喜行さんが2位に7秒差をつけて優勝しました。身長183cmの長身を生かしたダイナミックなスケーティングを見せ、去年に続き2連覇を達成しました。

十日町高校3年 春日喜行さん
「レースの途中は２位のタイムと聞いていたが最後に勝つことができて ほっとした。全国大会では順位を気にすると良いレースができないので自分の滑りに集中して良いレースができるように頑張る」

高校女子の部では、去年この大会で3位だった十日町高校2年の牧田鈴葉さんが1位から42秒遅れの2位に入賞しました。

十日町高校2年 牧田鈴葉さん
「固いバーンは脚が疲れやすいので大変だった。インターハイ入賞を目標にしているので焦らず自分のペースで練習をしていく」

中学男子の部ではまつのやま学園3年の樋口幹都さんが2位に輝き、初めて全国大会の切符を手にしました。固く凍った雪質に合わせたフォームで、滑った結果、タイムを伸ばすことに成功しました。

まつのやま学園3年 樋口幹都さん
「去年はギリギリ全国大会に行けなくてその悔しい思いを今年にぶつけた。この大会の順位を自信に変えて新潟県チーム一丸となって頑張りたい」

女子の部では、中学校の駅伝大会にも出場している南中学校2年小林由奈さんが2位とわずか0.2秒差で3位入賞。去年の7位から順位を上げました。

南中学校2年 小林由奈さん
「10位以内を目標にしていたので良い記録が出て良かった。大会前に風邪などで練習ができなかったが本番前のウォーミングアップで調整できた。全国大会は今日よりもアイスバーンになるので得意になるよう練習を頑張る」

十日町からは全体で中学生が13人、高校生15人が全国大会のフリー競技に進みます。高校の全国大会は来月8日から富山県南砺市で、中学の大会は来月7日から長野県野沢温泉村で開かれます。