2024年02月09日 17:46更新
第61回全国中学校スキー大会、クロスカントリーの男子リレー種目の新潟県選抜チームに、十日町市から2人の選手が選ばれ、チームは準優勝に輝きました。
全中のクロスカントリー種目最終日は県対抗の男女のリレー種目です。男子は4×5キロ、女子は4×3キロを滑ります。またこの種目は第1・2走者がクラシカル、第3・4走者がフリーと異なる走法で臨みます。
男子リレーには17チームがエントリーし、新潟県チームからはクラシカル種目で準優勝した吉田中3年の相崎基さんと、7位入賞のまつのやま学園3年の樋口幹都さんが選手に選ばれました。
第1走者の樋口さんはスタート直後の混戦をうまく抜け出し、先頭の長野県に16秒差となる2位につけます。続く第2走者の相崎さんはコース最初の登りで後ろから来た秋田県の選手と接触し、転倒してしまうアクシデントがありましたが、遅れを取り戻そうと食らいついて3位でレースをつなぎます。
チームは、アンカーでフリー種目準優勝の中郷中、岡田幸輝さんが1人抜き返し、トップから28.5差の55分52秒1で2着に。新潟県は去年の全中優勝を守れず、悔しさ残る準優勝となりました。
第1走者 樋口幹都さん(まつのやま学園3年)
「1走は流れを作る区間、トップの長野に少しでも追い詰めたかったが離されてしまって悔しかった。3年間全国を目指し、3年生で全国大会にたどり着け、クラシカルで入賞できて良かった」
第2走者 相崎基さん(吉田中3年)
「体もスキー板も調子良かった。秋田の選手との競り合いで負けてしまい心残り。1年生の時から全中に出られて、悔しい思いもしたが家族やチームメイトなど多くの人に支えてもらい感謝。ジュニアオリンピックでリベンジしたい」
女子リレーには15チームがエントリーし新潟県チームには、クラシカル種目で9位に入賞した南中2年の小林由奈さんと南中1年の蔵品和花さんが選ばれました。
第2走者の蔵品さんは全体5位でタッチをもらいコース前半の登りでアタックをしかけ、2人の選手を追いぬく力走を見せます。
第3走者の小林さんは後続のプレッシャーを受けつつも、冷静に滑りに集中し3位のままアンカーにつなぎました。新潟県チームの結果はトップから2分47秒8差の3位。去年の2位からひとつ順位を下げる結果となりました。
第2走者 蔵品和花さん(南中1年)
「優勝を目指していたが、3位は悔しい。緊張しすぎて体が動かず下りで転んでしまい、申し訳なかった」
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