2024年02月22日 11:01更新
海を越えてロータリー除雪車を贈った縁で交流が続いている、モンゴルのエルデネット市の一行が17日(土)の雪まつりにあわせて十日町市を訪れ、道路除雪のデモンストレーションを見学しました。
十日町市を訪れたのは、モンゴル北部の都市、エルデネット市の市長を兼任しているオルホン県のトゥメンジャルガル知事をはじめ、オルホン県や大使館の関係者など8人です。交流は2017年、当時のエルデネット市長が十日町市を訪れた際に産業フェスタで除雪車を見学し、希望したのが始まりです。
その時に発足した両市の友好交流協会が橋渡し役となり、十日町市は令和元年に払下げの予定だった1995年式のロータリー除雪車1台をエルデネット市に無償で譲渡しました。
その後、実際に十日町市で除雪車が稼働している様子を見たいとエルデネット市側から訪問が企画されていましたが、新型コロナの流行で延び、今回雪まつりにあわせてようやく実現しました。
一行は除雪車とダンプカーが息を合わせて排雪していく作業を見て、写真や動画に収めていました。
十日町・エルデネット友好交流協会 滝沢信一 会長
「エルデネット市にはロータリー除雪車が無かった。訪れた時、除雪車がほしいと聞いた。贈った除雪車は向こうで動いている。除雪作業の違いを見てもらえて良かった」
エルデネット市は雪が積もっても10~15cmほどですが、除雪の際は十日町から譲り受けた除雪車が活躍しているということです。
トゥメンジャルガル知事は「十日町でどういう風に動いているかを見れてうれしく思っている。すばらしい機械。もう一度、十日町市の皆さんにありがとうと述べたい」と話していました。
Copyright (C) 2024 十日町タウン情報 All rights reserved.