2024年02月21日 16:26更新

一輪車競技の演技種目に取り組む「東一輪車クラブ」の発表会が3月3日（日）に開かれます。今年度からはプロパフォーマーの太田結菜さんを講師に迎え、技術や表現力に磨きをかけています。本番直前の練習を取材しました。

「東一輪車クラブ」は、県内唯一の一輪車クラブです。十日町市内で30年以上活動を続けていて、現在は幼児から中学生までの19人が活動しています。

これまでは陸上競技のようにタイムなどを競うトラック種目をメインに活動してきましたが、冬の間の練習場所の確保が難しいため、2年前からは音楽に合わせてパフォーマンスする演技種目にも挑戦してきました。

今年度は、トラック種目と演技種目で日本一になった経験を持ち、静岡県で活動するプロ一輪車パフォーマーの太田結菜さんを講師に迎え、振り付けや演技の指導を受けてレベルを高めてきました。

講師 太田結菜さん
「演技種目は『陸上のフィギュアスケート』と言われていて、表現力や技術など全体のまとまりを意識する事が多い。皆んなでそろえる事を意識して練習している。やっていて楽しいと思ってもらえる事が1番なので、そこを重視して演技構成を考えた」

太田さんがこれまで直接指導で東小学校を訪れたのは4回です。それ以外は演技を撮影した動画を見てもらい、アドバイスをもらいながら技術を高めてきました。今回は発表会前の最後の直接指導です。腕の角度や腕を下ろすタイミング、指先の形など演技中の細かなポイントを最終確認しました。

参加メンバー
「太田さんの振りがキレキレでかっこよかった。世界で活躍しているので、私も世界レベルになってみたい」「技ができるようになると達成感があって楽しい。去年から大きく変わって、かなりレベルアップした演技になると思う。最後までやりきって悔いの無い発表会にしたい」

東一輪車クラブの発表会は、3月3日（土）午後1時30分から東小学校の体育館で行われます。入場は無料です。子どもたちの演技や、太田さんをはじめとするプロ3人によるパフォーマンスも披露されます。

講師 太田結菜さん
「見に来た人が少しでも一輪車に興味を持ってもらえたらいい。今回の練習で、詰められるところまで詰めたので、本番は笑顔で楽しく演技してほしい」