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「たっしゃで100 」事業継続求め 2135筆の署名を市長に提出

2024年02月22日 18:10更新

高齢者の生きがいや健康づくりの促進を目的にした「たっしゃで100」という十日町市の事業をご存じでしょうか?

市内で開かれる健康づくり教室などに参加するとポイントがもらえ、溜まったポイントで様々な特典を受けることができます。この事業が今年度で廃止されることになり、継続を求める市民の有志が2135筆の署名を集めて関口市長に提出しました。

関口市長に署名を提出したのは「たっしゃで100」事業継続を求める市民有志の会です。

たっしゃで100事業は高齢者の健康寿命を延ばし、医療費の抑制を目指そうと平成18年から続く市の事業です。60歳以上の高齢者が地域で行われる健康教室や運動教室に参加すると1ポイントがもらえ、30ポイント貯めると市内の温浴施設で無料入浴ができたり、市役所や公民館でトイレットペーパーやお菓子などに交換できます。

事業開始当初はポイントが与えられる教室の数は年間117ありましたが、この18年の間で370にまで拡大しました。そのため市では高齢者が健康づくりの活動にいつでも参加しやすい環境が整ったとして、今年度で事業を廃止する方針を決めました。

岡田トシエさん
「ホントにやめてほしくない。たっしゃで100がホントに楽しみでそれが無くなる。なんとかしてほしいと参加者の要望で署名活動をした。市長からこれを続ける返事がなかった。もうちょっと市長の具体的な説明を聞きたかった。今後の具体的な方向性を市で考えるなどと言ってほしかった」

有志の会が事業の継続を求めて去年12月上旬から今年1月中旬まで賛同する市民の署名活動を行ったところ2135筆が集まりました。署名を受け取った関口市長と有志の会との会談はメディアに非公開となりました。会によりますと市長は事業の継続について明らかにしなかったということです。

署名提出に帯同した滝沢貞親 市議
「一般質問などで、あきらめず訴えていくつもり。これだけエネルギーをもって高齢者が取り組んできた。この事実は紛れもない実績なので、これを何もなしの返答には納得できない。今後も高齢者が増えていく、健康寿命を延ばすにはどうしても大事な要素」

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