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大地の芸術祭は商機!地元の良さ活かした新商品開発報告会

2024年03月08日 18:49更新

今年の夏に開かれる大地の芸術祭を見据え、地元の良さを活かした新しい商品やサービスの開発に取り組んできた事業者の成果報告会が6日(水)、道の駅クロステン十日町で開かれました。

十日町地域振興局と新潟県よろず支援拠点では、観光客が増える大地の芸術祭の第9回展を見据えて、地元事業者に地域ならではの商品やサービスの開発を促すワークショップを開いてきました。ワークショップは去年8月から「考える」、「企てる」、「つくる」、「伝える」のテーマで4回開かれ、12の事業者が参加しました。

報告会ではこのうち、商品化につながった7つの事業者がプレゼンテーションし、十日町で採れた植物から作ったエッセンシャルオイルや、着物の素材を生かしたアートインテリア、生のお米から作ったパンなどを紹介しました。

これは、革製品の企画製造を手掛けるスタジオフォーシーズが開発したショルダーブックカバーです。A5判の大地の芸術祭の公式ガイドブックに合わせたサイズで、サイドポケットにはパスポートが収納でき、両手をあけた状態で芸術祭の作品巡りを楽しめます。

スタジオフォーシーズ
「現場に行って、本を開きたいときは金具をスライドするだけで、簡単にヒモが伸ばせるので、つっぱることなくガイドブックを開いて利用することができる。私たちの製品が芸術祭をさらに楽しんでもらえるアイテムのひとつになれば幸い」

これは株式会社滝沢印刷が7月から販売する予定の「雪と織物のまち十日町の着物の端切れロールペンケース」です。ペンに傷がつきにくい人気のロール式のカバーに着物の町、十日町らしさを取り入れた新商品です。

滝沢印刷  滝沢重雄 代表取締役
「芸術祭に多くの人が訪れるので、ひとつチャンスだと思う。どうしても今まで十日町の人は地域経済との関わりは意識してこなかった。ただこれだけ定着してくると、ここに住んで事業を営む者として、それを取り込んでいきたいというのはある。十日町らしさをいかに出すか。ブラッシュアップして頑張りたい」

地域振興局では今回開発された商品を今後、クロステン十日町や十日町駅の売店などにサンプルを並べて紹介していく予定です。

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