2024年04月04日 17:44更新
「喜びの歌」を100人で奏でます♪
今年、創立30周年を迎える十日町市文化協会連合会が記念事業として、100人の市民でベートーヴェンの交響曲「第九」を歌うコンサートを11月に開きます。本番に向けた合唱の練習が越後妻有文化ホール段十ろうで始まりました。
十日町市文化協会連合会は、市内18の協会でつくる文化活動の振興を目的とした団体で、今年創立30周年を迎えます。これを記念して市民100人でベートーヴェンの交響曲「第九」を歌うコンサートを11月に開きます。
30周年事業実行委員会 廣田公男 総括
「30周年で何をやろうかいろいろ検討した。コロナ禍で市民活動が停滞しているので、これを契機に、なにか一緒にできるものを作ろうと合唱に取り組んだ。うまくできるかよりも、みんなが隣の人と友だちになったり、仲間意識ができたらいいと思っている」
団員の募集には十日町市民を中心に、中学生から80代まで定員の100人を超える140人近い応募がありました。そのため最も応募の多かった女性パートは17人が欠員待ちの待機メンバーとして練習に参加しています。
第九の第四楽章の演奏時間は約25分で、このうち合唱パートは13分ほどあり、すべてドイツ語で歌われます。1日(月)の練習初日は合唱を指導する田口好世さんがドイツ語の発音を確認しながら、ソプラノ、アルト、テノール、バスのパートごとに音程の取り方を教え、8小節あまりを1時間ほどかけて繰り返しました。
参加者
「ドイツ語は初めてだったので発音が難しく、最初に思ってた以上に気合いを入れないとダメだと改めて思った。迫力が伝わるように、自己満足じゃなく人に伝わるように頑張りたい。文化協会の30周年と、第九の200周年が重なる節目の年なので、携われてありがたい。頑張りたい」
アルトパートリーダー 高橋萌さん
「これだけ大勢の合唱で、アルトは1番人数が多い。まとめていけるか心配だが、楽しんで歌いたい。皆さんがすごく楽しそうで、これからが楽しみ。練習を重ねて仲よくなって、つらい時も相談しながら乗り越えていきたい」
練習はこれから毎週月曜日に行われます。コンサート本番は11月17日。当日は団員のほか、JR東日本交響楽団と4人のソリストを迎えて第九が披露されます。
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