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「きものの街のキルトコンテスト」に全国から139点の応募

2024年04月10日 17:32更新

5月31日(金)から始まる「きものの街のキルト展」にあわせて、優れたキルト作品を全国から募集するコンテストの審査会が9日(火)、越後妻有文化ホール段十ろうで開かれ、衣桁部門とフリー部門に市内外から139点の応募がありました。

このコンテストは「きものの街のキルト展」にあわせて全国から優れたキルト作品を集め、展示しようと毎年行われています。作品に使われる布は自由ですが、きものにちなんだ和を基調とした作品が多く集まるのが特徴です。

20回目となる今回は、縦横220cm以内で自由に作る「フリーキルト部門」に119作品。縦横160cmから170cmで作り、きものを掛けておく台「衣桁」に飾る「衣桁キルト部門」に20作品、合わせて139作品の応募がありました。このうち、134作品は県外からの応募でした。

審査の結果、「フリーキルト部門」では、大阪府に住む横谷節子さんの「古布の思い出」が最高賞の金賞に選ばれました。

横谷節子さん「古布の思い出」

審査員長  公益財団法人 日本手芸普及協会 岡本洋子 副会長 
「和布を非常に上手に使っている。布を愛おしんで使っているのが1つのポイント。和布は昔から、柄どうしを合わせてもなぜか合う。そういう感覚で作っているのかと思って、非常に感心した」

また「衣桁キルト部門」では、岐阜県に住む藤井美紀子さんの「感謝を込めて」が金賞に選ばれました。

藤井美紀子さん「感謝を込めて」

審査員長  公益財団法人 日本手芸普及協会 岡本洋子 副会長 
「フリー部門の金賞作品とは違い、パターンが限定されている。その繰り返しでも、楽しくきれいに見られるところに感心した。自分の楽しみ方や色の楽しみ方でこれだけ印象が変わるのを感じた。非常に緻密で、技術を評価した」

「きものの街のキルト展」は5月31日(金)から6月9日(日)まで10日間に渡って開かれ、コンテストの1次審査を通過した92作品が、市民交流センター分じろうと十日町商工会議所に。選外作品はきもの絵巻館に展示されます。

きものの街のキルト展 関田秀子 実行委員長
「コンテストでこれだけ十日町がPRできているので、観光事業としてこれからやっていきたい。十日町が大好きな人が増えるように喜んでもらえるキルト展を目指していきたい」

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