2024年04月16日 16:20更新
年金支給日に合わせて、特殊詐欺の被害を未然に防ごうとJA魚沼川西支店でJAの女性部と十日町警察署が15日(月)、チラシを配って利用者に注意を呼びかけました。
年金支給日に合わせた特殊詐欺防止の呼びかけはJA魚沼川西支店で初めて行われました。
JA魚沼川西支店 齊藤保課長補佐
「利用者からの相談で、それは詐欺行為だと気付いて送金を止めたことが何回かある。それらをきっかけにこれまで被害防止の呼びかけをやったことがなかったので今回やってみた」
注意を呼びかけたのは、日ごろから市内の小学校へ手作りの雑巾を贈ったり、地域の花壇整備などの活動している、JA魚沼川西地区女性部2人です。支店の入り口に立ち、訪れた高齢者に元気よく声をかけていました。
利用者
「ドコモだとかたる電話がきたが、そのあとドコモに電話したらそんなことはないと言われたのでそのままにした。そのとき一瞬焦ったが報道などで詐欺とわかった」
「メールで『当選した!』ときたが、そういうメールは開かないようにしている。なるべく気を付けるようにしている」
JA川西川西支店 齊藤保課長補佐
「手口が巧妙化しているので、利用者の姿がいつもと雰囲気が違うなと思ったら、声掛けをしている。特殊詐欺はいたちごっこ。高齢者の多い地域なので、声掛けなど、農協だからできるような未然防止策を進めていきたい」
十日町警察署によりますと、管内では今年に入って市役所の職員をかたった還付金詐欺が1件あり、被害額は99万円でした。一方で、去年はコンビニ店員の呼びかけなどによって9件の特殊詐欺を未然に防ぐことができました。また最近ではSNSを使ったマッチングアプリによるロマンス詐欺や投資詐欺に遭っていないか市民からの相談が増えているということです。
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