2024年05月08日 18:36更新
強く!たくましく!
健やかな成長を願って、数え年で七歳になる男の子が松代地域犬伏の松苧神社を目指す「七つ詣り」が8日(水)に行われ、5人が山頂までの山道をかけ登りました。
松苧神社
松苧神社は戦国時代に上杉謙信をはじめとする武将が戦の前に勝利を祈った場所と伝えられています。七つ詣りは数え年で七歳になる男の子が松苧山をのぼり、山頂の神社でお祓いを受け健やかな成長を願う毎年5月に行われる伝統行事です。
今年は霧雨が降り、山道が滑りやすいコンディションでしたが、地元や県外から訪れた5人の男の子が家族と一緒に標高360mの山頂を目指し、約30分かけて鎖場もある、急な坂道を登りました。
5人はケガもなく、無事に山頂にある神社にたどり着き、お祓いを受けました。
かつては祓いを受けることが一人前の証として、子どもたちに神社で木刀を買い与える風習がありましたが、現代では好きなおもちゃを買ってもらおうと、地元の有志が臨時の玩具売り場を神社前に設けています。
参加した子ども
「疲れなかった大丈夫!水泳の選手になりたい」
保護者
「思ったよりスムーズに上がってきたのでびっくりした。元気に育ってほしい」
松苧神社氏子総代 柳恵一さん
「雨だったが子どもたちから元気に登って来もらいありがたい。これからもすくすく育ってもらえるようと願いを込めてやっている。どこも少子高齢化、これからいろいろな部分でみなさんと協力しながらやっていきたい」
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