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5月16日は十日町の電気記念日!電気工事協同組合などが駅前を清掃

2024年05月17日 09:42更新

明治45年5月16日は十日町に初めて電灯が灯った日です。十日町電気工事共同組合はこの日を「十日町の電気記念日」にすると宣言し、PRをかねて東北電力ネットワークと一緒に恒例の十日町駅西口広場の清掃活動を16日(木)に行いました。

十日町で初めてとなる電灯電力の供給が始まったのは明治45年の5月16日です。その前年に、のちに新潟県知事を務める旧中条村出身の岡田正平によって魚沼水力電気株式会社が設立され、60kw出力の発電機が取り付けられた発電所が猿倉に設けられました。

十日町電気工事共同組合ではゼロカーボンシティを目指し、市民に日常生活に欠かせない電気について考えてもらおうと、十日町に初めて電灯の電気が通じた日を電気記念日にすると宣言しました。

十日町電気工事協同組合 志賀幸夫理事長
「電気業界を広く多くの人に知ってもらうため5月16日を十日町の電気記念日に示したい。災害があった場合電気が無いと生活できないので、一般の人に電気の大切さやライフラインを守らないといけない。そこに携わる業界の使命感や地域を守っていく意思を伝えたい」

この清掃活動は、十日町電気工事共同組合と東北電力ネットワークが地域貢献として、12年前から春と秋の年2回行っているものです。今年は新たに制定した記念日にあわせて行われ、約30人が1時間ほどかけて十日町駅西口広場周辺の草取りやゴミ拾いをしたほか、高所作業車と高圧洗浄機を使って街灯を拭いたり、モニュメントの汚れを落としました。

東北電力ネットワーク 十日町電力センター 野口直人所長代理
「駅の周辺は十日町の玄関口なので清掃して観光客などを迎えたい。普段の作業の技術を遺憾なく発揮して清掃した。少しでもきれいになりみなさんのためになればいい」

あわせてこの日、電気工事業界の仕事について理解をしてほしいと、新潟県電気工事工業組合十日町支部青年部会が十日町市内と津南町の小学校21校に「電気工事士のおとうさん」という絵本を寄贈しました。

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