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十日町市地域おこし協力隊に新たに3人が着任 現役隊員は22人に

2024年06月04日 17:35更新

6月から十日町市の地域おこし協力隊に新たに3人が着任し、3日(月)に関口市長から委嘱状が交付されました。

地域おこし協力隊に新たに着任したのは松之山上川手地区で活動する杉山明生さん42歳、松代中部地区で活動する加藤優奈さん20歳、下条の東下組地区で活動する板垣雅美さん38歳の3人です。

下条地域東下組:板垣雅美さん

このうち板垣さんは岩手県出身で大地の芸術祭やフジロックフェスティバルで毎年のように十日町市を訪れるようになったことから移住を決めました。それまで勤めていた会社をやめてから勉強したウェブデザインを生かして、東下組では地元の人と農業に携わりながら地域の魅力を発信しようと意気込んでいます。

板垣雅美さん
「以前十日町を訪れた時、地域の人との交流を通して温かさを感じた。十日町は安心感がありアートが根付いた場所と魅力を感じている。コメ作りや十日町の魅力などSNSを使った発信をしていきたい」

松代地域中部地区:加藤優奈さん

加藤さんは千葉県出身ですが、母親が柏崎市で地域おこし協力隊として活動していることで十日町市の存在を知りました。以前は都内で革職人の仕事をしていましたが、十日町に訪れたときに自然素材を使ってモノづくりをしているお年寄りの姿に憧れ、移住を決めました。

加藤優奈さん
「母親の着任をきっかけに松代を訪れることが多くなり、地元の人とモノづくりをする機会があった。今後はジビエの皮など使って新しいモノを一緒に作ってみたい。中部地区にある7集落を回りながら、いろいろなことに挑戦しながら一緒に地域を盛り上げていきたい」

松之山地域上手川:杉山明生さん

また杉山さんは去年、家族でまつのやま学園の雪里留学を体験して家族で移住を決めました。妻の光代さんはすでに4月から先に松之山浦田地区で地域おこし協力隊として活動しています。杉山さんは松之山上川手でコメや野菜作りをしながら棚田の景観を守りたいと話しています。

杉山明生さん
「農業の担い手や高齢化が進んでいることを知り、この地域の維持や活性化に貢献したいと思った。コメ作りは工程が長くて手間や人手がかかると思ったが、3年間の中で地域の人と協力しながら技術を身に付け、上手くやっていけるようになりたい」

今回の着任で現役の協力隊は22人、十日町市がこれまで受け入れた協力隊は合わせて105人になりました。

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