2024年06月06日 16:15更新
火のソバから離れないで!
高齢者世帯への防火広報に役立ててもらおうと十日町地域へぎそば組合が4日(火)、十日町地域広域事務組合に乾麺520袋を贈りました。
十日町地域消防本部では一人暮らしの高齢者宅を訪問して「ソバから離れないで!」と書かれたシールを貼った地元産のへぎそばの乾麺を配る防火指導を去年初めて行いました。
乾麺の贈呈はこの企画に賛同した十日町地域へぎそば組合が去年に引き続いて提供したもので、組合に加盟する8つの事業所からあわせて520袋が寄せられ、道の駅クロステン十日町で贈呈式が開かれました。
十日町地域へぎそば組合 小林重則 組合長
「昨年に続き、乾麺製造業及び販売店の有志でへぎそば乾麺を贈呈させてもらった。十日町の防火活動の一助になればいい」
十日町地域広域事務組合 服部勝志 消防長
「昨年より十日町地域へぎそば組合と連携した防火広報に賛同いただき感謝している。ソバに火の用心を添付し、防火講習会や防火訪問を行った際に配布することで高齢者を火災から守り、地域住民の安心安全につなげたい」
十日町地域消防本部によりますと、今年1月から6月4日までに管内で20件の火災があり、うち13件で高齢者が関わっています。また60歳以上の3人が命を落としています。今回、贈られたへぎそばは市内の老人クラブの防火講習会や1人暮らしの高齢者宅をまわる防火指導で配られます。
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