2024年06月07日 19:47更新
中学生の一日人権擁護委員の委嘱状交付式が十日町市立南中学校で6日(木)に開かれ、生徒会本部の10人に委嘱状とタスキが手渡されました。
十日町人権擁護委員協議会はいじめや差別をなくす活動のきっかけにしてほしいと、毎年6月に十日町市や津南町の中学校に通う生徒たちを一日人権擁護委員に任命しています。今回は十日町市立南中学校が選ばれ、全校朝会で生徒会本部10人に十日町人権擁護委員協議会から委嘱状と「1日人権擁護委員」と書かれたタスキが贈られました。
1日人権擁護委員の仕事は10日(月)の朝、南中学校の生徒玄関に立って登校してきた生徒に声をかけながら、クリアファイルなどの啓発用の物品を配ります。交付式では委嘱状を受け取った生徒会長の霜垣咲耶さんが決意表明しました。
霜垣咲耶さん
「南中生の人権への意識を高めることが活動の目的。いじめ見逃しゼロの活動でいじめをなくしていけば、さらにいい学校になっていくと思うので、全校の皆さんで人権について意識して生活していきましょう」
十日町人権擁護委員協議会 山田隆一会長
「人権擁護はいろいろな問題があるが、私たちは皆さんと一緒に考えて解決できるように手助けをしたい。『助けて』は決して諦めの言葉ではなく諦めないために使う言葉なので皆さんも苦しいことや大変なことがあったら、人権擁護委員を思い出し相談してほしい」
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