2024年06月10日 18:47更新

6月9日の「ロックの日」に合わせ、空き巣などによる盗難被害を防ごうと10日（月）、大井田保育園の年長児が十日町警察署から「かぎかけ係」に任命され、市内のスーパーで買い物客に注意を呼びかけました。

十日町警察署のかぎかけ係に任命されたのは私立大井田保育園の年長児15人です。

はじめに太刀川弘栄署長が、署員の家族が手作りした園児一人ひとりの顔のイラストが入った任命書を手渡しました。

このあと、かぎかけ係の園児たちは原信十日町店の入口に立ち、買い物客に「鍵かけをお願いします」と呼びかけながら、チラシが入ったポケットティッシュを配りました。

また停車しているパトカーに乗って、スピーカーを使った呼びかけにも挑戦しました。

園児
「泥棒が入らないように。ママに教えてあげる。ティッシュをドキドキしながら渡した。おうちを出るときは鍵をしてほしい」

十日町警察署によりますと、今年1月から4月末までに空き巣や忍びこみなど、管内で発生した盗難被害は去年の同じ時期より6件多い7件にのぼりました。このうち鍵をかけていなかったケースは5件で、無施錠率は71.4％でした。

生活安全課 小柳津穂課長
「無施錠によって侵入盗が増加傾向にあるので、外出や就寝時は必ず鍵をかけるようにお願いします」