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医療・福祉・教育の連携拠点整備完了 全面オープンを祝う餅まきと完工式

2024年06月10日 19:20更新

県立十日町病院と隣接する十日町市医療福祉総合センターをつなぐ雁木と駐車場の増設工事が終わり、約10年にわたって進められてきた医療・福祉・教育の連携拠点の全面オープンを祝う完工式が8日(土)に開かれました。

県立十日町病院周辺一帯の拠点整備は平成25年に着工した病院の改築工事から始まりました。総工費約150億円をかけて旧厚生棟を解体し、救急ステーションを伴った新しい外来棟と病棟に建て替えて、令和2年に開院しました。

一方、市の医療福祉総合センターは3階と4階に県立十日町看護専門学校を併設し、2階部分では地域医療や介護・福祉に関わる8つの機関がワンフロアで連携しながら市民の相談に対応する複合拠点施設となっています。

こちらの建物は平成30年に着工され、建築費14億3300万円をかけ、令和2年に施設の利用が始まりました。さらに翌年には施設内に「訪問看護ステーションおむすび」も開設されています。

それぞれの施設のサービスが始まったあとで残された旧病棟の解体や駐車場の整備が始まりました。この工事により病院の駐車場は228台が停められるようになったほか、病院正面玄関前に障がい者用の駐車場と駐輪場を兼ねて、利用者が雨風をしのげるキャノピーが整備されました。さらに病院と医療福祉総合センターの間に約68mに及ぶ雁木も作られました。

6月3日(月)に足掛け10年となった周辺整備がすべて終わり、全面オープンとなったことで市では一帯の施設を医療、福祉、教育が連携する拠点として運用していく考えです。完工式では「餅まき」が行われ、地域住民などが拠点の完成を祝ったほか、 関口市長から工事に関わった7つの事業所に感謝状が贈られました。

餅まきに参加した人
「これだけのすばらしい病院を建ててもらい、みんな気持ちよく来ているので、この調子で地域の皆さんに喜んでもらえるようにやっていってもらいたい」

「地域に高齢者が増えているので、地域に根ざした医療体制など一丸となってしてもらいたい。せっかく看護学校もあるので優秀な人材が十日町病院に来てくれるといいと思う」

関口市長
「これからもセンターを拠点として地域ケアシステムの構築をしていくとともに、地域中核病院として大きな役割を果たしている県立十日町病院との連携をさらに進めながら、地域の医療介護福祉を守って安全安心なまちづくりを進めていく」 

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