2024年07月29日 15:35更新
中里地域で毎年恒例の盆踊り大会が27日(土)に開かれ、地元の中学校の生徒や地域の人など約400人が夏の風物詩を楽しみました。
なかさと友☆遊☆盆踊り大会は、地域の夏の伝統行事として古くから行われています。メインの盆踊りでは参加者が、全市でおなじみの「十日町小唄」や「深雪甚句」に加えて、子どもたちも踊りやすい「マイムマイム」、さらに中里地域特有の「中里音頭」と「カラス踊り」の5曲を1時間にわたって繰り返し踊りました。
盆踊りの実行委員会では、地域の人が参加しやすいコンパクトなイベント運営を目指そうと去年から、日程をお盆の時期から夏休み最初の週末にしたほか、会場もユーモールの駐車場からより広い中里保健センターの駐車場に移しました。また今年は、中里芸能協会が中里中学校で踊り方の事前講習会を開いて生徒たちの積極的な参加を促しました。さらに会場も盆踊りが始まる1時間前に屋台や子どもの遊び場を開設したところ、会場に訪れた人は去年より約100人多い、約400人が集まったということです。
中里中1年生
「自分でも盆踊りをやってみたいと思ったし、この経験したことが中里の文化につながるかと思ったから参加した。中里盆踊り大会は、誰でも参加ができてすごく楽しい。中里の文化を知ってほしいのでぜひ皆さんもやってみてほしい」
地元の人
「子どもたちも大勢参加してくれたのでとても楽しい盆踊りができたと思う。自分の体が大丈夫であれば来年も参加したい」
なかさと友☆遊☆盆踊り大会 高木 成子 実行委員長
「中里音頭やからす踊りは中里村だった頃から地域にあるもの。それはここで残していかなくてはいけない。何かイベントがないと寂しい。中里にこんなに若い人がたくさんいるところを見れたので、誰かが音頭を取って何か元気なことをやっていればまとまっていける気がする」
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