2024年08月15日 16:02更新
中里地域でお盆恒例の「清津川さかなまつり」が14日(水)に開かれ、市内外から訪れた約300人がニジマス釣りや魚のつかみどりを楽しみました。
清津川さかなまつりは川の恵みに触れ、自然を大切にする心を育もうと中魚沼漁業協同組合が毎年お盆に開いています。去年までは清津川フレッシュパークで開かれていましたが、今年からは水温20℃前後の冷たい流水をより肌で感じてほしいと、清津川の本流にアクセスしやすい組合の事務所脇に会場を移しました。
イベントには市内外から約300人が訪れ、イワナやアユなどを塩焼きした川魚の味を楽しんだほか、漁協から道具を借りて清津川で本格的なニジマス釣りに挑戦する親子の姿もありました。
メインのニジマスのつかみどり大会では、川原に設けられた生け簀にニジマス150kg分が放たれ、子どもたちはしぶきをあげながら魚を追い回していました。
十日町市内から
「今日初めてきた。1匹しか取れなかった。また来たい」
長岡市から
「魚をたくさん食べたかったから、さかなまつりに来た。10匹以上は取ったと思う」
東京都から
「ふつうに塩焼きで焼いたり、ムニエルとかで食べると思う。食べるのが楽しみ。ここはとても自然が味わえて魅力があると思う」
「魚の生態などももちろんだが、今の子たちはなかなか自然の中で遊べていないので、すごくいい経験ができていると思う」
中魚沼漁業協同組合 村山徹 組合長
「今、目指しているのは清津川で育成している魚を皆さんから食べてもらったり、目で確認をしてもらい魚と戯れる機会を提供すること。人が川に来ること自体が自然環境の原点なので人間が自然に足を踏み入れてもらうために、さかなまつりの開催が必要だと考えている」
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