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おいよい!おおまつり2日目 八角みこし渡御 夜は三俄競演!

2024年08月27日 00:04更新

十日町おおまつり2日目、諏訪神社秋季大祭の発輿祭が執り行われ、全国的にも珍しい八角みこしが地域を練り歩き始めました。夕方は本町2丁目のラポート十日町前で、下町・上町・宮下による三俄競演が披露され、俄囃子が響き渡りました。

諏訪神社境内では午後0時30分から、神輿の出発を告げる「発輿祭」が行われました。本殿で神事が執り行われたあと、1年ぶりに重さ約800㎏の八角神輿が境内中央に運び出され、協賛会や秋季例大祭委員会の代表があいさつしました。

諏訪神社秋季例大祭委員会 佐藤隆 委員長
「この日を迎えるにあたって、諏訪神社の世話人や、上町・下町・宮下のみなさんが祭りを盛り上げようと一生懸命やってきた。その人たちに感謝しながら、町内の人もこの祭りを盛り上げようとしてくれているので、それに応えられるようにいい祭りにしたい。今日境内に上がってこられない氏子もいるので、みなさんが楽しめる祭りにしていきたい」

そして「おいよい!」の掛け声で始まったみこしの出発の前には恒例の餅まきが行われ、おいよいの会のメンバーが諏訪神社でお祓いした米30kg分で作った餅とお守りを、参列した人に向けてまきました。

神輿の担ぎ手
「みんなで重い神輿を担ぐのが最高に気持ちが良い。一年に一回のことなので、自分の持っている力を精一杯出そうと思って、それが今後につながるようにしたいと思う。明日もあるのでこれからも頑張ります」

神輿の担ぎ手
「去年も担いだが、清々しい気持ち。今年も変わらず勢いがあった。担ぐと活気がでるので、それだけ神輿はすごいものだと感じた」

今年は改修工事で通行止めとなっていたJR飯山線の稲荷町踏切が新たに開通したことで、みこし渡御の順路もコロナ禍前の例年通りに戻りました。午後4時過ぎ、5年ぶりにみこしが踏切を通過しました。

おいよいの会のメンバー
「1年待ったかいがある、素晴らしい神輿だった。氏子の皆さんのもとにまたお神輿様を一番の目標にしてとにかく怪我無く、極力を酒も控えめにして暴れず、無事皆さんのところへ届けたいと思う」

みこしが本町2丁目の御仮舎に戻ったあとは本町通りが通行止めになり、午後6時30分から三俄競演がラポート十日町前で始まりました。おおまつりでは上町、下町、宮下と三つの地域が舞踊やお囃子のための移動舞台「俄」を引いて、各町内を練り歩くのが見どころのひとつになっていて、その三俄が一か所に揃うのがこの催しです。

今年の代表の宮下俄を皮切りに、それぞれの俄の上で芸者の踊りや若衆たちによるお囃子のパフォーマンスを順々に披露。フィナーレでは三つの俄の舞台がそろって回転して、迫力のあるパフォーマンスを披露すると、沿道に集まった観衆から大きな拍手が沸いていました。

 

上町俄若衆連中 関口多聞さん
「三俄競演はトップの話が通じてないとできないこと。ちゃんと話し合ってできたと思う。お互いによくやった、ありがとうと声を掛け合って頭同士で握手をした。今日の点数は100点。すべてうまくいって、色んな事があって100点。おおまつりは自分の血肉になって、自分を良い方向に変えてくれた大切なもの」

宮之下俄若衆連中 塩川和博さん
「芸人さんの踊りもとても素晴らしかったし、楽工の子たちもとても良い演奏をしてくれた。三俄競演もあるし、みこしも里に下りてくるということで、盛り上がる日なので宮下としても頑張らなければと臨んだ。今日は150点くらい、みんな頑張ってくれたので。俄は子どものころからあるので、自然とそこにあるもの。子どもたちにも出たいと言ってもらって、続けていきたい」

下町俄若衆連中 岩本好弘さん
「三俄競演は最高だった。下町は数も多いし、若い子も多いんで全部良かった。今日は300万点、毎年毎年上回っている。みんながまつり好きなことが一致団結の理由。俄は無くてはならない生活の一部」

そして最後には「おいよい!」の掛け声で三俄の若衆全員による記念撮影も行われました。あす27日(火)は午後2時から神輿渡御が再開され、午後10時30分を目途に「荒みこし」でおなじみの諏訪町入りを経て、みこしが諏訪神社に戻る還御祭が執り行われます。

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