2024年10月15日 18:02更新
全国の郷土芸能をはじめ、まといや万灯などのパフォーマンスを披露しながら街なかを行進する「生誕地まつり」が13日(日)に十日町市の本町通りなどで開かれました。
このイベントは、立正佼成会を創立した庭野日敬の生誕地である十日町市で世界平和を願う祭りとして、昭和52年から毎年続いています。48回目の今回は全国から集まった46団体、3637人が万灯やお囃子などの隊列を組んで、各地の郷土芸能や踊りを披露しながら本町通りを行進しました。
それぞれの団体を先導するのは「まとい」と呼ばれる旗印です。まといを威勢よく振り回すことであとに続く仏に見立てた万灯が通る道を、きれいにする意味が込められています。
市内から
「天気もよく、地域の人も参加してくれてすごくうれしかった。まち一体が生誕地まつりをたたえて協力してくれている。こうやって開催できたことはたくさんの人の協力のおかげだと思う」
茨城県から
「まといの楽しさをみんなに知ってもらいたくて、一番声を出した。生誕地まつりに向けて1年練習してきたので、みんなの思いをぶつけられてよかった」
千葉県から
「6年ぶりに参加して、ドキドキして興奮していた。みんなの心が1つなんだと実感している。第2のふるさとだし、毎年ここに来るものだと思っている」
なお、実行委員会によりますと沿道の観客を含め、約1万3000人がこの祭りに訪れたということです。
柳一成 実行委員長
「まずは十日町にお帰りなさい。ここが第2のふるさとだと思ってもらえる事は本当にすばらしいこと。庭野日敬教祖はずっと平和を唱えていた。十日町から平和を伝えられるような場所になればいいし、そんなつながりになればいい」
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