2025年01月28日 18:22更新
十日町市立十日町小学校の5年生が自分たちで育て収穫した魚沼産コシヒカリ15㎏を24日(金)、市内の子ども食堂「十日町ワクワク食堂」に寄付しました。
十日町小学校の5年生は今年度、学校田で低農薬栽培の米作りに取り組んできました。秋に収穫した魚沼産コシヒカリは約220㎏となり、カラフルドリーム学年の名称にちなんで「カラドリ米」と名付けました。十日町小では3年ほど前から、5年生自ら収穫したお米をどう利用するかを考えていて、今年度はすでにとおか市で販売したり、市内の老人ホームにも提供しています。十日町ワクワク食堂への寄付も今回で3年連続です。
十日町ワクワク食堂は中学生以下を対象に、月に1回のペースで、丼ものなどの食事を100円程度の料金で提供している子ども食堂です。提供するメニューも可能な限り地産地消にこだわっています。普段はワクワク食堂代表の山田健一さんがオーナーを務める高田町の「ダイニング成ル」で予約制のテイクアウトとして50食分を提供しています。
この日は5年生の代表の2人がダイニング成ルに訪れ、山田さんにカラドリ米15kg分を手渡しました。
十日町小5年生 庭野結未さん
「十日町のボランティア活動をしたくて、寄付できるところを探したら毎年十日町小がワクワク食堂にお米を渡していたので、今年も渡そうと考えた」
十日町小5年生 俵山彩乃さん
「食べ方については特に言うことはないが、おいしく食べてもらえたら」
十日町ワクワク食堂 山田健一さん
「とてもありがたい。これを自分たちが子ども食堂へ来た人にみんなの思いを料理や弁当にして使う。十日町市には子ども食堂の文化が無かったので、今後も市民と共有したり活動することでより良い町づくりをしていきたい」
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