2025年02月14日 15:27更新
北越急行はコロナ禍以降に小さな子どもの利用が少なくなっていた十日町駅の待合室兼キッズスペースをこのほど改修し、列車の待ち時間に学生の学習にも使える多目的スペースにリニューアルしました。
学習スペースの座席は4席。机の上は隣と仕切られていて、それぞれにLEDライトが付いています。
ほかにも2つのテーブル席が置かれ、くつろぎの場としても利用ができます。
北越急行によりますと、十日町駅の1日の利用者は約500人でそのうち約6割が高校生や専門学生ということです。この多目的スペースができた場所は元々、2015年4月から設けられた待合室兼キッズスペースでした。コロナ禍以降は小さな子どもの利用者が少なくなったことから今回、学生が列車の待ち時間に勉強ができるよう仕切り壁やマットを撤去し、リニューアルしました。
北越急行によりますと使用開始となった初日の13日(木)夕方には、早速高校生5人ほどの利用があったということです。
営業企画課 越村直子 営業主任
「ここは改札に近く、勉強に夢中になっても放送が聞こえるので乗り遅れることがない。ここでたくさん勉強してもらい、成績が上がってほしい。卒業後も憩いの場として利用してもらえると嬉しい」
多目的スペースの利用時間は列車の始発から終電まで。北越急行では列車を乗らない人でも多目的に利用してほしいと話しています。
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