2025年05月12日 18:16更新
東京十日町会の「山菜と田舎ごっつぉを楽しむ会」がラポート十日町で10日(土)に開かれ、普段は関東に住む十日町出身者が市内に住む人たちと交流を楽しみながらふるさとの春の味を堪能しました。
東京十日町会は関東に住む十日町出身者が集まって親睦を深める会で、昨年度で70周年を迎えました。このイベントは会員がふるさとの人と交流を楽しみながら旬の山菜を味わおうと、毎年十日町市で開かれているもので、今回で20回目を迎えました。
テーブルには、山菜の天ぷらや木の芽を使った前菜、フキノトウをソースに使った肉料理など、合わせて8品が並び、十日町会の会員や市内に住む人など82人が堪能しました。
東京十日町会 会員
「今回初めて参加した。ウド・コシアブラ・コゴメなど本当においしかった。すごく懐かしい感じがして、十日町は静かなまちで大好き」
市内から
「非常にいい山菜で結構なお味。第1回からすべて参加していて、小学校の友達がみんな帰って来る。十日町にとっても、年に1回交流を深められるのはいいこと」
またふるさとの文化発展に役立ててもらおうと、東京十日町会の春日寛前会長から十日町市文化協会連合会に1000万円の寄付が行われ、目録が手渡されました。
そして恒例のアトラクションでは、十日町市出身のアーティスト蘭燃さんがゲストと共に会場を盛り上げたほか、地元の民謡保存会による「天神囃子」や「十日町小唄」が披露され、輪踊りを楽しみながらふるさとの唄に思いをはせました。
東京十日町会 樋口茂 会長
「山菜は1年に1回なので、イベントの種として都心の皆さんに集まってもらう。我々がふるさとに来ると地元の人たちが温かく迎えてくれる。十日町との新たな絆が生まれてきたと思う。事あるごとに帰ってきて交流を深めることが大事」
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