2025年12月02日 18:07更新
3年に1度の民生委員・児童委員の一斉改選が行われ、これまで長年に渡って地域のお年寄りや子どもたちを見守ってきた委員に十日町市から表彰状や感謝状が1日(月)に贈られました。
民生委員・児童委員は地区の住民や現役委員からの推薦で選ばれ、厚生労働大臣から委嘱された非常勤の地方公務員です。1人暮らしの高齢者を訪問して屋根の雪下ろしなど身の回りの相談に乗るほか、子育て世代の不安解消に向けた相談・支援をするなど、地域と行政のつなぎ役をボランティアで行います。
ことしは3年に一度の委員の一斉改選にあたり、十日町市では新任者が83人、再任用が77人、退任者が82人となりました。
ラポート十日町で開かれた式典では、退任者への感謝状や長期にわたって活動を支えた委員に表彰状が贈られました。
8期24年勤めた 石黒良泉さん(70歳)
「一人でやってきただけではなく、みなさんに助けてもらって務めて来られた。1件関わるとそれが長くなることがあったので長く務めさせてもらった。寂しいところもあるが、後任に素晴らしい方がいるので交代させてもらう。みなさん難儀をされているのでこの制度が長く続くといい」
民生委員・児童委員の担い手不足が全国的に叫ばれる中、十日町市は今回の改選で定員に対する欠員はなく、充足率は100%を保っています。委員の任期は令和10年11月末までの3年間です。
関口市長
「みなさんに求められる役割は更に大きくなっている。十日町においても関係機関と連携する中で、誰もが住み慣れた地域で安心して暮らせることに取組んで、選ばれて住み継がれるまちの実現に邁進するので、引き続きみなさんの理解・協力をお願いします」
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