2026年02月05日 16:08更新
地域で健康的な暮らしを支える「地域包括ケア」のシステムを学び、福祉施設などで体験実習を重ねてきた十日町看護専門学校の2年生の学習成果発表会が3日(火)に開かれました。
十日町看護専門学校では地域に根ざした看護師を育てようと、地域の様々な人と交流しながら市民の生活や健康づくりについて考える体験実習を進めています。
このうち5期生にあたる2年生37人は今年度、住民検診やグループホーム、シルバー人材センターやネージュスポーツクラブなど、9つの施設や組織を訪れて、目的や仕組みを学んだり、実際に仕事を手伝ったりしてきました。
実習の成果発表会では2年生が7つのグループに分かれて、体験から見えてきた地域包括ケアの強みや課題を発表しました。
2班
「高齢化の進む山間部は病院や買い物など、日常生活に必要な移動が難しい状況がある。これは受診理解や社会参加の減少から健康維持への課題になる可能性がある。移動手段の確保や精神的健康への支援整備が必要な地域だと感じた」
また、お年寄りの健康づくりに対する意識の向上に向けて、各グループで考えたアイデアも発表されました。
4班
「運動だけでなく、日々の生活の中で健康を意識することも重要だと考えるため、身近な例を交えながら分かりやすいことばで健康について伝える講話を健康支援策として行う。正しい知識を身につけてもらい、健康を意識した生活が特別なことではなく日常の一部として定着してほしい。連続参加特典を用意することで持続した参加を目指す」
2年生7班 竹内寛菜さん
「看護実習では学べない十日町市の高齢者支援の実情や、住民の健康への思いを知ることができて、医療だけでは支えきれない部分を深く考えることができた。地域の特徴を知ることで、看護につなげられる部分を見いだせたと思う。来年度は関わる患者さんの年齢が幅広いので年齢にあった指導や関わり方をもっと深く学びたい」
2年生2班 俵山利佳さん
「その人らしい生活を支えるには、思いを尊重する必要があると学べたので、その人らしい生活を継続できるように、退院後にも目を向けた医療をしたい。患者さんの思いに耳を傾けて信頼関係を築ける看護師になりたいと、この実習を通して感じた」
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