2026年03月10日 11:08更新
春に向けて、山仕事の安全や農作物の豊作を山の神に願う伝統行事「十二講」が中条地域の北原集落で8日(日)に開かれました。
「十二講」はうるち米を粉状にして作った「カラコ」と呼ばれる団子と弓矢を雪の上にお供えして、春に向けての山仕事の安全や農作物の豊作を山の神に願う伝統行事です。この日は地元の小学生からお年寄りまで26人が北原集落開発センターに集まり、はじめにお供えに飾る弓矢を作りました。
北原集落では弓の本体に山で伐採されたスギの枝を使います。枝の皮をカッターナイフで削り、節を落としてなめらかにしたあと、弦の部分の麻縄を張れば完成です。
これと葦の茎で作った矢の羽根に縁起のよい数字として、7・5・3を筆で書き入れるのが北原の風習となっています。
それから全員で外に出て、雪で作った土台にお供え物と作った弓矢を立ててお参りをしたあと、「山の神はってんこう」と唱えて弓矢で的を狙いました。
参加者した小学生
「楽しかった。矢を投げるところ。作って皮を取る時が難しかった」
参加者
「近所だし人がみんないいから、楽しく1年に1回集まって作っている。作って山の神様に奉納している」
北原集落の十二講行事は長い間途切れていましたが、伝統行事を復活させようと平成6年に地元の老人クラブが復活させ、その後は中条公民館北分館が運営を引き継いで、今回で32回目を迎えました。
中条公民館北分館 池田直人 分館長
「子どもたちが来てくれているので、子どもたちが受け継いでいけるような状況を作って行くことが大事。こういうのがあるということは、活性化になって楽しみ。十二講は分館長を辞めても、途絶えさせないようにやっていきたい」
Copyright (C) 2026 十日町タウン情報 All rights reserved.